季節限定の痺れる風味|実山椒味噌
今回は少量だけ作ってみますが、実山椒の分量に応じて下記割合で増量してください。
【実山椒味噌 材料】
- 山椒の実…5g
- 砂糖…小さじ2
- みりん…小さじ 1
- 味噌…大さじ1
- 日本酒…大さじ1
- 塩…ひとつまみ
実を一つずつバラバラにしてさっと茹でる
ザルに入れて軽く水で洗います。
鍋に水を入れ塩ひとつまみを入れて沸かします。
山椒の実を入れて、1分ほどさっと茹でます。
すぐに冷水に取り、1時間ほど水に浸けてアク抜きします。
アク抜きが終わったら水を切っておきます。
余った山椒の実は小分けにしてラップに包み、ジップロックに入れて冷凍しておけば1年くらいは保存できます。
すり潰すと広がる山椒の痺れる香り
すり鉢とスリコギを10分ほど水に浸けておくと、色やニオイが付きにくくなります。
今回は直径15cmほどの小さなすり鉢を使います。
山椒の実5gをすり鉢に入れてすり潰します。山椒の香りが広がります。
ある程度すり潰したら、砂糖小さじ2、みりん小さじ1を加えて混ぜ合わせながらさらにすり潰します。
味噌大さじ1を少しずつ加えながらさらにすり混ぜたら、小鍋に移します。
すり鉢に日本酒大さじ1を入れて、すり鉢に残った味噌を何本かまとめた爪楊枝で目地に残った味噌を濯ぐようにします。
それも鍋に移し、弱火にかけます。
水分を飛ばしながら少し練ったら出来上がり。
実が少し熟しすぎだったのか、タネがかなりしっかりしていてそれも一緒にジャリジャリとすりつぶしたので黒い粒々が見えますね。
味はもちろん最高です。
ピリリと痺れるような辛さがたまりません。
黒い粒々も香ばしさが加わって良い感じです。山椒の葉で作る山椒味噌よりも痺れ度合いが強く私好みです。
白飯にちょっと乗せるだけでも美味しいですが、塩を軽く振って焼いた魚に添えて食べると抜群にうまいです。中でも、イワナやアマゴなどの渓流魚を焼いて山椒味噌を塗ると相性抜群のうまさです!
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