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スベリヒユ

食べれば美味しい畑の雑草|スベリヒユ

標準和名:スベリヒユ(スベリヒユ科スベリヒユ属)


スベリヒユは山菜ではなく、野草もしくは雑草ですが、食べると意外とクセがなく美味しいので食材として十分使えるものだと思います。
家の庭や畑に自然と生えてくる雑草の代表格ですね。


赤みを帯びた太い茎と涙型の厚みのある葉っぱが特徴です。
観賞用のマツバボタンとも近縁で、可愛らしい葉をしていますね。


畑では栽培している野菜以上に猛烈なスピードで成長します。


耕作放棄された畑には、こんな風に一面に伸び広がってしまうこともあります。


畑のものは、土の栄養状態が良いせいか、茎が太く長く伸びます。


最初のうちは地を這うように伸びますが、さらに成長すると茎は上に伸びるようになります。


畑一面に広がってそのまま放置しておくと、こんなに上に伸びて繁ってしまいます。

※庭や畑で簡単に採れるスベリヒユですが、スベリヒユを採って食べるのであれば除草剤や農薬などは使わないようにしましょう。


根を切り取って茎や葉に付いた泥を綺麗に洗い落としてから調理に使いましょう。

スベリヒユの山菜ランク(山菜ではないですが笑)

見つけ易さ★★★★★
判別し易さ★★★★★
美 味 し さ★★★★★

 

スベリヒユに似ている植物

特に間違えるような植物はありませんが、ニシキソウ類(毒)が同じような場所に生えるし、広がって這う様子も似てはいるので念のため記しておきます。
ニシキソウにはコニシキソウ、オオニシキソウなどいくつもの近縁種があります。


コニシキソウ(毒)


左がスベリヒユで右がコニシキソウです。
スベリヒユの方が茎が太く葉の厚みもしっかりしています。
一方、コニシキソウは茎が細く葉は小さくて薄く中央に赤紫のシミがあります。
葉の形も涙型ではありません。

 
写真1枚目スベリヒユ。茎が太く葉は涙型でしっかりした厚みがあります。
写真2枚目コニシキソウ。葉は小さくて薄く中央に赤紫色のシミがあります。


コニシキソウは茎を折ると白い乳液が出ます。
この乳液を触ると痒みやかぶれを引き起こすこともあるので、素手で触らないようにしましょう。

 

スベリヒユの美味しい食べ方

調理法:おひたし、マヨ醤油和え
その他の調理法:各種和物や炒め物。

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