シャカシメジを採ろう！

お釈迦様の頭をイメージさせるありがたいキノコ｜シャカシメジ

シャカシメジ（シメジ科・発生地：雑木林の地上）
別名：センボンシメジ
たくさんのキノコがひとかたまりの株になって生えているのを見つけると、思わず声が出るほど嬉しいです。

傘の表面は灰色を帯びた白色で、傘の周縁部が白く縁取りされている個体が多いです。

傘裏のヒダは緻密で白色をしています。

柄は太さが均一で白色です。

一株見つかると、近くにもまだ見つかる可能性が高いです。

成長すると傘が平らに開いてきます。

別名センボンシメジと言われるだけあって、これだけごっそり生えているのは壮観です。

どちらもたくさんのキノコが株になって生えるのでホンシメジの幼菌が似ています。
もちろんホンシメジも食べられるので大丈夫ですが、見分け方は下記をご参照ください。

■シャカシメジ（食）

たくさんのキノコがくっついて株になって生えています。

柄は根元まで均一な太さで、ひょろっとしているのが特徴です。

■ホンシメジ（食）

ホンシメジもたくさんのキノコがくっついて株になって生えます。
幼菌のうちはぱっと見シャカシメジと良く似て見えます。
傘色は良く見ると、シャカシメジよりも濃い灰色です。

ホンシメジは柄が傘部分から根元に向かうに従って太くなり一本一本がどっしりしています。
この点がシャカシメジとは全く違います。
一株の本数はシャカシメジほど多くはなりません。

おすすめ調理法：炊き込みご飯、お吸い物、炒め物など。
小さいキノコがくっついているので、根元付近に土やゴミが詰まっていることがあり、それをきれいにするのに手間がかかりますが、さすがはシメジの仲間。その美味しさはお墨付きです。