山菜と言えばこれこそ真の王様|ワラビ
山間部や里山、田んぼの畦など日当たりの良い平地に生えます。
ぽかぽかして昼寝したくなるようなところに生えていますよ。
茎がすぅっと伸びて、先端が三つ叉になって拳を閉じたような形になっているのが特徴です。
先端部のアップ。独特の形をしていますね。
指で下の方からしごいてくると、自然にポキンと折れます。
折れた部分から上がちょうど食べられる部分です。下の方は固いので採りません。
ワラビは放っておくと、他のシダ類と同じように葉が茂ってきます。こうなるともう食べられません。
食べ頃のワラビ。ワラビはしっかりアク抜きをしてから調理します。
ワラビのアク抜き方法。
水1リットルを沸かし、重曹小さじ1〜2杯を入れて火を止め少し冷まします。わらびが全体が湯に浸かるように入れます。
そのまま一晩(半日ほど)おきますが、できれば1時間おきにわらびの柔らかさを確認します。
わらびが好みのやわらかさになったらアク抜きは終了。
鍋から取り出したら流水で水洗いをします。
ワラビは冷凍や、塩蔵、乾燥で保存ができます。一年中使えるのも嬉しいですね。
最近ではタラの芽が「山菜の王様」と呼ばれていますが、個人的にはこのワラビこそが山菜の王様だと思っています。
ワラビの山菜ランク
見つけ易さ | ★★★★★ |
判別し易さ | ★★★★★ |
美 味 し さ | ★★★★★ |
ワラビに似ている植物
ゼンマイや他のシダ類にも似たものがありますが、三つ叉になっている頭の形に注目すると間違えることはないでしょう。
ワラビの美味しい食べ方
調理法:炒め煮、おひたし、山菜おこわ、山菜そばなど。
上記の通りアク抜きをしてから、いろんな料理に使えます。ヌルシャキッとした食感が最高ですね。長期保存できるのも良いところです。
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