シンプルを極めた贅沢どんぶり|わさび丼
【材 料】
- ワサビ…親指大
- 削り節…適量
- 醤油…少々
- 炊き立てのご飯
天然ワサビのうまさを存分に味わう
渓流釣りをしていると時々見かけることのある天然ワサビ。
今回は春先に沢の岸に流れ着いていたものです。
葉を取り除きよく洗って、黒い部分は包丁で削ってきれいにします。
白飯を炊きます。ご飯は炊き立てに限ります。
細かいおろし金でゆっくりワサビをすり下ろします。本当は鮫皮おろしを使うと最高なんですが。
すりおろした天然ワサビと鰹節、これぞ究極の贅沢丼
緑鮮やかな部分と少し色がくすんだ部分があるのは、天然ならでは。
ちょっとつまんで食べてみると、ツーンとした辛さの奥で甘味も感じます。
すり下ろしたワサビをご飯の真ん中に乗せます(量はお好みで)。
その周りに削り節を振りかけて、醤油を少し垂らしたら完成!
シンプルすぎるほどシンプル。
伊豆方に、わさび丼と出すお店があるといつかテレビで見て、自分でも作ってみたいと思っていたんですよね。
見ようによっては質素すぎる丼。どうせならマグロか何か乗せた方が美味いんじゃないの?って思うでしょ?
もちろんマグロを乗せても美味いんだけど、ワサビと鰹節のみのこの丼。これが美味いんですよね〜! ツーンとくる辛味の奥にしっかり甘みを感じられ、それが鰹節の旨味と相まってパクパク食べられます。これを食べるとなんだかとても健康になった気分になります。
これが本当の贅沢というのかもしれません。
天然ワサビは、もちろん刺身の薬味として使っても最高です。
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