手間暇かけてビールで乾杯｜チチタケの春巻き（10本分）
・チチタケ…150gくらい（下茹でした状態で）
・春巻きの皮（市販品10枚）
・ナス…小２本（150gくらい）
・豚ひき肉（鶏ひき肉でも可）…100g
・はるさめ…20g
・ショウガ…10g
・ごま油…大さじ2
・塩…少々
・コショウ…少々
・揚げ油…適量
・片栗粉…小さじ2（＋水小さじ2）
・小麦粉…小さじ1（＋水小さじ1）
具材味付け用（A）
A 醤油…大さじ１
A 酒…大さじ１
A 水…大さじ1
A 砂糖…小さじ２
A 塩…少々
A コショウ…少々
チチタケとナスという黄金の組み合わせ
チチタケは石突き部分を切り落とし、さっと水洗いします。
チチタケの乳液が手に付くと、手が黒くなって石けんで洗ってもなかなか落ちないので、手袋をして扱います。チチタケは生の状態だと壊れやすいので気をつけましょう。
鍋にたっぷりの湯を沸かし、チチタケを入れて3〜4分茹でます。
冷水にとります。チチタケに限らず、生の状態だと壊れやすいキノコも火が通れば、弾力が出て壊れにくくなります。
チチタケとナスを細かく刻んで合わせる
チチタケの傘と柄を切り離し、5mm角くらいに刻みます。
小さめのナス2本の皮を剥き、こちらも5mm角くらいに刻みます。
刻んだナスは5分ほど水に晒してアクを抜きます。
ニンジン1/3本は皮を剥いて、千切りに。
小さいスプーンでショウガ（10g）を擦るようにして皮を剥きます。
みじん切りにします。
鍋にお湯を沸かし、はるさめ20gを茹でます。
茹で上がったら冷水に取り、水を切って食べやすい長さに切ります。
フライパンにごま油大さじ2を入れて中火で熱し、ショウガとニンジンを入れてニンジンが柔らかくなるまで炒めます。
豚ひき肉を入れて箸でほぐしながら、色が変わるまで炒め、塩コショウ少々を加えさらに少し炒めます。
ナスとチチタケを加えて、ナスがしんなりするまで炒めます。
はるさめを加えて炒めます。
はるさめはダマになりやすいので要注意
A（醤油…大さじ１・酒…大さじ１・水…大さじ1、砂糖…小さじ２、塩…少々、コショウ…少々）
を混ぜ合わせておきます。
水溶き片栗粉（片栗粉小さじ2＋水小さじ2）でとろみをつけますが、はるさめはダマになりやすいので、フライパンの中ではるさめを端の方へまとめます（大ざっぱで大丈夫）。
弱火にして水溶き片栗粉を他の具材に回しかけ手早く混ぜ合わせます。その後、はるさめも混ぜ合わせ、最後に強火で短時間粉っぽさを飛ばしたら具材は完成。
火から降ろして、粗熱をとっておきます。
春巻きの皮の取り扱いには注意点がいくつか
市販の春巻きの皮を一枚ずつに剥がします。
が、端から一枚ずつ剥がそうと思うと破れやすいので、まず、4、4、2枚に剥がします。
4枚はさらに2枚ずつ剥がし、全部2枚になったところで、1枚ずつにすると破れません。
2枚してから1枚に剥がすと破れません。
水溶き小麦粉（小麦粉小さじ1＋水小さじ1）を作ります。
具材の粗熱が取れたら、春巻きの皮をまな板にこんな風に1枚広げ、横の対角線より2cmくらい手前に仕上がりサイズをイメージしながら具材をおきます。
手前の皮を被せて空気を抜くようにぎゅっと押さえます。巻き寿司を巻くイメージですね。
そこから一巻きします。
左右の皮を折りたたみます。黄色矢印の辺に水溶き小麦粉を塗って糊にします。
あとはクルクルと巻いて、巻き終わりを下にしておきます。
春巻き10本分完成です。
天ぷら鍋にサラダ油を2cmほど入れ170℃に熱し、春巻きを揚げます。
途中上下をひっくり返しながら、5分ほどきつね色になるまで揚げ、よく油を切って取り出します。
鍋の大きさによって、2〜3回に分けて揚げます。
チチタケの春巻き、完成でーす！
チチタケを細かく刻めば、いろんな料理に使えそう
チチタケはボソボソした食感のキノコなので、ナスと一緒に炒めるのが定番ですが、今回は細かく刻んで同様にナスと合わせてみました。
チチタケのボソボソ感は全くなく、具材全体がしっとりとまとまって、パリッとした皮との対比がとても良い春巻きになりました！ ビールには最高に合いますよ（笑）
一般的に使うシイタケではなくチチタケの出汁が効いてきて、独特の美味しさがありますが、前情報なしで、これにチチタケが入っているとわかる人はほとんどいないでしょう。
チチタケのボソボソした食感がもっと強く出るかと思いましたが、全体が柔らかい食感だったのでタケノコを加えた方が食感が多彩になってさらに良いかもしれません。
今回は春巻きにしましたが、チチタケを細かく刻めば餃子やシュウマイ、ハンバーグも美味しいんじゃないかと想像できます。
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