イタドリは山に行けばいくらでも生えています。
食べる人はほとんどいないので、採り放題(笑)
まぁ、そんなにたくさんは必要ないですが。
イタドリの芽の天ぷら
先端の芽の部分は試しに天ぷらにしてみました。
ちょっとぬるっとした食感もあってなかなかイケます。酸っぱさはほとんど感じませんね。
イタドリのきんぴら
【材 料】
・イタドリ…100g(皮を剥いた状態で)
・豚ロース薄切り肉…50g
・ゴマ油…大さじ2
・砂糖…大さじ1
・醤油…大さじ1
仕上げ用
・ごま油小さじ…1
・醤油大さじ…1
・白ゴマ…大さじ1
イタドリの茎の皮を剥きます。
包丁の刃で少し剥いてフキの皮のようにつるーっと剥いていきます。
こんな感じに皮を剥くとあざやかな緑色になります。
タッパーに入る長さに切って粗塩をたっぷり振りかけ、冷蔵庫に入れて一晩おきます。
諸事情により一晩じゃなくて二晩漬けちゃった。だいぶ水分が出ました。
ボウルに水を張って塩抜きします。途中水を替えながら2時間浸けて切れ端をかじってみるとまだ塩辛いなー。こりゃ、塩抜きに時間かかるぞ。
1時間おきに水を替えて4時間くらいたってから、もう一度かじってみると塩が抜けた。
酸っぱさも感じないね。このくらいで良さそう。
イタドリを5mm幅くらいに斜めに切っていきます。こうしてみると細い竹みたいだね。
緑色をしたネマガリタケと言えなくもない(笑)
イタドリは100gくらいありました。
フライパンにゴマ油大さじ2を引いて、2cm幅に切った豚ロース薄切り肉50gを炒めます。
豚肉に火が通ったら、イタドリを投入して強火で短時間炒めます。
火を入れすぎない程度で、砂糖大さじ1、醤油大さじ1を入れてさっと炒めます。
仕上げに、醤油大さじ1、ゴマ油小さじ1、白ゴマ大さじ1を加えて炒めたら完成。
食べてみると、おっ、なんだか美味い。うん、美味いよー、これ!
これはホントにネマガリタケにちょっと似てる。歯応えはこちらの方がシャキシャキした感じだけど、それがいい。
懸案の酸っぱさは感じません。イタドリがこんなにうまいとは驚き。
先日ウドで作った肉巻きはきっとイタドリの方が適していると思う。きっとうまいはず。
今回は伸び始めのやつ、しかも細い方が柔らかいかなと思って細いものを多く採ったけど、太めの部分の方がネマガリタケみたいでうまい。
もっと伸びたヤツなら簡単にたくさん採れるね。
アク抜きがちょっとめんどうだけど、イタドリはそこら中に生えているからいつでも採れるし、これはあなどれない山菜かも。
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