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フキノトウとイワシの餃子

早春の山の幸と海の幸の饗宴|フキノトウとイワシの餃子

【材 料】

  • ふきのとう…大5、6個(60gほど)
  • マイワシ…3〜4尾
  • キャベツ…1枚(タネの分量調整用)
  • 餃子の皮…大判20枚
  • 味噌…大さじ1(お好みで)
  • 水…100ml
  • 小麦粉…10g
  • サラダ油…大さじ1
  • ごま油…適量

旬の山菜と魚を合わせよう

 
大きめのフキノトウ5〜6個(50gほど)と新鮮なマイワシ3尾を使います。

 
マイワシを3枚におろして、腹骨をすきとります。血合骨は気にならないのでそのままでOK。
包丁の背を使って皮を引きます。
※基本的な魚のおろし方は、こちらをご覧ください。

 
イワシを細かく切って叩きます。あまり細かくしすぎない程度に。
イワシの卵や白子はしばらく塩水に浸けておいて、焼いて食べると美味いですよ。

フキノトウは熱々のお湯で少量を一気に茹でる

 
鍋に水と塩ひとつまみを入れて沸かし、フキノトウを入れて30秒ほど茹でたらすぐ冷水にとります。
熱が取れたらみじん切りにします。
より色鮮やかにするなら、フキノトウを縦半分に切ってすぐに塩水にしばらく浸けてから沸騰したお湯に入れます。
↓フキノトウの鮮やかに茹でる方法は、こちらの記事もご覧ください。

 
まな板の上でイワシとフキノトウを混ぜて、包丁で叩きます。
味噌大さじ1を加えて、さらに叩きます。餃子のタネなので、味噌は通常なめろうを作る量より少なめの薄味にしておきます。
ちなみに味噌を多めにしてこのまま『なめろう』として食べてももちろん美味しいです。

 
今回は皮が20枚と決まっているので、タネを20等分にして皮に置いて分量確認。
ちょっとタネが少ないので、キャベツで増量することにします。

キャベツでタネの分量調整をして20等分にする

 
キャベツの葉1枚をみじん切りにして追加、もう一度全体を混ぜ合わせて再度十等分に。
この辺りは、キャベツの代わりにイワシの身を増量しても良いし、苦味好きならフキノトウを増量して調整しても良いです。

 
皮の周囲に水をつけて、タネを真ん中に置いて包みます。

 
20個できあがりました。すぐに焼かずに30分くらいは冷蔵庫で寝かせた方が良いです。
水100mlと小麦粉10gを混ぜ合わせておきます。

小麦粉水で蒸してパリッとした羽を付けよう

 
フライパンにサラダ油大さじ1を引いて餃子を並べます。
26cmのフライパンだとぎゅうぎゅうになっちゃいます。28cmのフライパンを使うか、26cmなら18個にしといた方が良さそう。
中火で2分間焼いてから、混ぜ合わせた小麦粉水を回し入れたら、蓋をして5分蒸し焼きにします。

 
5分蒸し焼きにしたら、フタを取って水分がなくなるまで焼きます。
やっぱり餃子がちょっと多すぎて、隣とくっつき気味になっちゃいましたが、まぁ大丈夫でしょう。


大体水分がなくなってきたら、ごま油を鍋肌にさっと回し入れ、羽をパリッと焼きます。


フライパンに合う皿をかぶせ、ひっくり返したら出来上がり!
ほんのり味噌味が付いていますが、醤油、酢、ラー油で食べます。
カリッと焼き目のついたもちもちの皮に包まれたタネはふんわりしていて、美味いです。
ビールが進みますね!

山菜では他にも、以前にノカンゾウの餃子やコシアブラの餃子も作りました。
そちらももちろん最高なんですが、今回の餃子はひき肉ではなくイワシを使っているところがポイントです。フキノトウの苦味と味噌のおかげか、青魚の生臭さは感じず、魚が苦手な人でも美味しく食べられると思います。

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