実は食べられるんです|ヘビイチゴ・ヤブヘビイチゴ
これは山菜とは言えないかもしれないですが、野山の恵みということでご紹介します。
ヘビイチゴは、こんな河川敷の草藪の中や、田んぼの畦、林道沿いなど比較的人里に近いところの草むらに生えていることが多いです。
丸くて小さなイチゴのような実。
色や鮮やかな赤色なので、草むらでもかなり目立ちます。
果実が成熟するとガクは反り返り、かわいらしい外観に。
これはヘビイチゴの仲間のヤブヘビイチゴという種類で、周りに付いている「そう果」と呼ばれる小さなつぶつぶに光沢があるのと、果実の直径が2〜2.5cmとヘビイチゴに比べて大きいです。
ヘビイチゴはそう果に光沢がなく、果実の直径が1〜1.5cmと小さいです。
このヘビイチゴ(ヤブヘビイチゴ含む)、子どもの頃から毒で食べられないと思っていました。回りの大人たちも毒イチゴと言っていたからです。
でも、実はこれ、食べられるんです!
ただ、無味無臭で美味しくはないです(苦笑)
※今回はヤブヘビイチゴの写真しか撮れなかったので、またヘビイチゴの写真が撮れたら両者の見分け方を含めて詳しく追記します。
ヘビイチゴの山菜ランク(山菜じゃないけど笑)
見つけ易さ | ★★★★★ |
判別し易さ | ★★★★★ |
美 味 し さ | ★★★★★ |
ヘビイチゴと似ている植物
花が似ているものは他にもありますが、果実はヘビイチゴとヤブヘビイチゴの二種が似ています。
ヘビイチゴとヤブヘビイチゴの見分け方
ヤブヘビイチゴは果実が2〜2.5cmとヘビイチゴに比べて大きいです。ヘビイチゴは果実の直径が1〜1.5cmくらいです。
ヤブヘビイチゴは果実の表面は平滑で、小さなつぶつぶがあります。この小さなつぶつぶは「そう果」と呼ばれ、果実の表面、そう果ともに皺がないのがヤブヘビイチゴ特徴です。
皺があってもっと小ぶりなものがヘビイチゴです。
ヘビイチゴの美味しい食べ方
調理法:そのままおやつ代わりに食べる。
ヘビイチゴは、甘くもなければ酸っぱくも苦くもない、全くの無味無臭です。
特に不味くはないですが、美味しくもないので、サバイバル状況下の非常食として覚えておく食材です。
今後、何か美味しい食べ方が見つかれば、また追記します。
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