以前の記事にも書いた通り、イマイチ美味しく仕上がるコツをつかんでいない料理、天ぷら。
前回は、ビールを使って揚げる方法を試しました。カリッとは揚がりましたが、どうも、フリッター(洋風天ぷら)のようで、私の目指している仕上がりとはちょっと違うのです。
今回は、雑誌に載っていたコーンスターチを使った揚げ方でやってみます。
美味しい天ぷらの揚げ方|コシアブラとマイタケの天ぷら
・コシアブラ…好きなだけ
・マイタケ…好きなだけ
・卵…大1個(冷えた状態のもの)
・水…卵と合わせて200mlになるように
・薄力粉…80〜100g(冷蔵庫で冷やしておく)
・コーンスターチ…小さじ1/2
・揚げ油…適量
少量のコーンスターチがキーポイント。
コーンスターチを買ってきました。100円くらい。
コーンスターチってそもそも何なの?名前は聞いたことあるけど。
調べてみると、名前から想像できる通り、トウモロコシを原料にしたデンプンのことらしい。
片栗粉のトウモロコシ版といったところか(^_^)
裏面を見ると、「あんかけ料理、天ぷらの衣、唐揚げ、スープ類、玉子焼き、その他つなぎ料理にご利用下さい」と書かれています。
あと、お菓子用に「ホットケーキ、クッキー、カスタードクリーム、プリン」などにも使うとか。
「天ぷらの衣」ともかかれているから、これだけで天ぷら揚げることもできるのか。
唐揚げの場合、小麦粉で作るタイプと片栗粉で作るタイプがあるけど、小麦粉の方はしっとり、片栗粉の方はカリッとした感じに仕上がりますね。きっとコーンスターチだけだと、カリッとはするけど、前回同様フリッター風になると思われます。
片栗粉にしてもコーンスターチにしても、とろみ付けにも使われるし、カリッとさせる時にも使う。なんだか相反する性質のような気がして、おもしろい(笑)
粘りが出ないように卵と小麦粉は冷やしておく。
冷えた卵を1個を割り、合わせて200ccになるように冷水を入れます。
菜箸で卵白を切るように泡立てます。
表面の泡を取り除きます。←これが以外と重要な気がする。
ここで、コーンスターチ(小さじ1/2)を入れて混ぜます。
小さじ半分? そんな量で効力あるの? まぁ、書いてある通りにしてみますけども(笑)
冷やした小麦粉を入れ、泡立て器でたたくように卵水とまぜて衣を作ります。←「たたくように」と雑誌に書かれていたけど、これはたぶん、捏ねて粘り気がでると良くないということだと思います。表面に粉を残さないように衣を仕上げます。小麦粉の量は80g〜100gくらいですが、混ぜながら様子を見て増減して下さい。
今回のタネは、もうそろそろ終わりのコシアブラとスーパーで買ったマイタケです。マイタケは揚がり具合をみるのに良さそうだし、食べてもうまいしね(^_^)
あとは、タネに衣をまんべんなく付け、余分な衣を落として、180℃の油で揚げます。油の温度が下がらないように少しずつ揚げます。←これ、前回も書いたけど、最重要!
うーん、この時点で良い香りが・・・美味そう!
出来上がりました!
今回はいいよー。これです、私の目指していた仕上がりは!
ビールを使うと、色が黄色くなりすぎるし、衣はカリッとはしているけど、全体に付きすぎて重さがある感じだったんですよね。
今回は、軽くてカリッと、色合いもいい。食べてみると、サクッとして美味〜い!!
ほんの少量のコーンスターチ、あなどれない。でも、これ、片栗粉でも良さそうだよね?
ともかく、今回の仕上がりなら、安心して人に食べてもらえます。今後はちょっと自信を持って天ぷらを揚げられそうです。
この天ぷらに、ざる蕎麦を合わせたら、最高だろうなー。
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