地元ではミツバと呼ばれる山菜|ツリガネニンジン
陽当たりの良い草むらのような場所、ちょうど田植えのシーズンには田んぼの土手でも見かけます。
正式な名前はツリガネニンジンですが、ウチの辺り(長野県伊那地方)ではミツバと呼んでます。
本物のミツバと混同してちょっとややこしい。
地域によってはトトキと呼ばれ、それは「とっておき」という意味だそうで人気があります。
葉は少し幅広のものなど場所によって変異があります。
縁がギザギザしているのが特徴です。
この山菜は根元から手でちぎって採れますが、特徴は切り口から乳白液が出てくることです。
まるでキノコのチチタケみたいですね。
収穫したツリガネニンジン。
うちの辺りでは昔は割とメジャーな山菜でしたが、最近は採る人はほとんどいないので採ろうと思えばたくさん採れます。
ツリガネニンジンの山菜ランク
見つけ易さ | ★★★★★ |
判別し易さ | ★★★★★ |
美 味 し さ | ★★★★★ |
ツリガネニンジンに似ている植物
ソバナが似ていると言えば似ていますが、ソバナの葉はもっと丸みを帯びています。葉の付き方がツリガネニンジンは一カ所に3〜4枚づつかたまってつくのに対し、ソバナは1枚づつ互生するので簡単に見分けられます。
ソバナも同様に食べられます。
ツリガネニンジンの美味しい食べ方
調理法:お浸し、和えもの、天ぷら、炒めものなど。
独特の風味があり、お浸しがとても美味しいです。アクはないので、そのままいろんな料理に使えます。
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