ウドは田舎では畑に植えていることも多いし、時期になるとスーパーでも売られているので比較的入手しやすいですね。
山に生えている野生のウドはヤマウドと言って(もともとヤマウドの方が正式和名ですが)、栽培物よりも風味が強いです。
春の風味満点の爽やかな味|ウドの三杯酢
今回は実家の畑からもらってきたウドを使います。
山に生えているウドよりも白っぽくて食べられる部分は多いです。山の物は良く日に当たって濃い緑色をしていますが、
スーパーで売ってるのもこんな感じですよね。畑に植えたものは、土を盛って白い部分が長く伸びるようにしているんです。
もちろん、山のウドも同様に調理して食べられます。
まず、皮をむきます。
皮をむいたウドを5cmくらいに切り、さらに短冊切りにして、酢水に10分くらい浸けます。
さっと茹でる方法もありますが、私は生の食感が好きなので、このまま使います。
ウドだけでもおいしい三杯酢ができますが、今回はもらいものの「芽かぶ寒天」というのがあったので、これを水で戻して加えることにします。
三杯酢を作る。
・酢…大さじ4
・砂糖…大さじ2
・醤油…小さじ4
を混ぜて三杯酢を作ります。
「三杯酢」って言うくらいだから、本当はそれぞれ1:1:1つまり砂糖も大さじ4にした方が良いのかな。私は砂糖控えめのこのくらいが好きですが。
ウドと芽かぶ寒天を和えて一晩漬け込みます。
調味料はウドの量に応じて増減して下さい。
出来上がりです!
サッパリとしたヘルシーな味ですね。箸が止まりません。
捨てる部分がこんなにうまいとは|ウドの皮のキンピラ
ウドの皮は捨てないできんぴらにします。
作り方は簡単です。
上述の三杯酢と同様、5cmくらいに切った皮を酢水に少し浸けてアクを抜きます。皮の部分はアクが強いので少し長めに浸けます。
水を切って、ごま油で炒めます。
火が通ったら、砂糖小さじ1、醤油小さじ1を入れ(皮の量によって調味料の分量を調整して下さい)、さらに炒めて味を含ませます。
仕上げに、ごく少量の醤油とごま油を加え、白ごまを振って混ぜ合わせれば出来上がり!
皮は硬めなので、歯の弱い方には向きませんが、シャキシャキした歯ごたえで美味いんです。
ウドは天ぷら、三杯酢、きんぴらといろんな食べ方ができるうれしい山菜なのです(^o^)
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