どこでも見かける春の花を食べよう|タンポポ
誰でも知っている春の花、タンポポ。でも、これを食べたことがある人って少ないんじゃないでしょうか。
陽当たりの良い土手や草むらなど、春にはいたるところで見かけますよね。
ロゼット(放射状に開いた葉)の下にナイフを入れ切り取ります。
茎や花も食べるので一緒に採ります。
採ってきたタンポポは洗って、根元から切ってばらします。
開いていた花は採ってくるとしぼみますね。茎と花も一緒に料理に使います。
在来タンポポとセイヨウタンポポの見分け方。
タンポポには昔から日本にある在来のタンポポと外来種のセイヨウタンポポがあります。
どちらも同様に食べられますが、調べてみると面白いですよ。
(※小さい写真はクリックして拡大して見て下さい)
赤矢印のガクのように見える総包片(そうほうへん)と呼ばれる部分が、反り返っていたらセイヨウタンポポ。
総包片が反り返らずぴったり閉じていたら在来のタンポポ。
現在では外来のセイヨウタンポポが圧倒的に多くなっていて、在来のタンポポを見つけるとちょっとうれしい。
在来タンポポとセイヨウタンポポの見分け方については、こちらの記事もご覧下さい。
タンポポの山菜ランク
見つけ易さ | ★★★★★ |
判別し易さ | ★★★★★ |
美 味 し さ | ★★★★★ |
どこにでも生えていて、見つけやすさ、判別しやすさとも満点なんですが、苦みがかなり強いので調理には工夫が必要です。
タンポポに似ている植物
上記の通り、在来のタンポポと外来のセイヨウタンポポがありますが、他に似た植物は同じように放射状の葉(ロゼット)を持つアザミくらいでしょうか。
アザミも食べられますが、葉のトゲに要注意。
タンポポの美味しい食べ方
調理法:タンポポ入りスクランブルエッグ
その他おすすめの調理法:天ぷら、炒め物など油を使った料理
花や蕾は苦味が強いので食べるのにはあまり向きません。葉も少し苦味があり、茎は苦味がほとんどなく食べやすいです。
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