傘を揚げ物にすると美味しい|カラカサタケのフリッター
材 料
- カラカサタケの傘…好きなだけ
- から揚げ粉…適量
- 水…適量
- サラダ油…適量
このキノコが本当に食べられるのか?
カラカサタケ。いやいや、確実に食べても大丈夫ですよ。大丈夫なんですが、見た目毒キノコにしか見えない(笑)
もっと大きく傘が開いたものもあったんですが、傘を割らないように持ち帰るのが大変そうだったので、あまり傘が開いていないものを2本だけ採ってきました。
柄は繊維質で縦にはスーッと割れます。
カラカサタケは生で食べると中毒を起こすので、今回は少しビビって最初に下茹で。オオイチョウタケと一緒に茹でます(オオイチョウタケの料理についてはこちらをご覧下さい)。
日が通るまで茹でたら冷水に取ります。
茹でるとしんなりして少し萎みますね。
傘を柄から切り離します。
から揚げ粉をボウルに入れ、水を少しずつ加えて衣を作ります。
味付きの天ぷら衣って感じになればOK。
カラカサタケの傘に衣を付けます。
天ぷら鍋にサラダ油適量を入れて170℃に加熱。
衣を付けたカラカサタケの傘を揚げます。下茹でしてあるので、表面がカラッと揚がればOK。
できました、カラカサタケのフリッター。とうか、これはやはりから揚げですかね。
ともかく食べてみると、シイタケのような旨みがあって美味しいです。
今回は下茹でして使いましたが、生のまま揚げても中までしっかり火が通れば大丈夫です。
(※生食すると中毒を起こすので注意が必要です)
から揚げ粉を水に溶くだけだど衣の粘度が低いので、小麦粉を少し混ぜればもっとしっかり衣が覆うように仕上がると思います。
今回はお手軽にから揚げ粉で作ってみましたが、本格的なフリッターはもっとふわふわの衣にしっかり覆われている仕上がりです。参考までに本格フリッタ衣の作り方は下記ご覧下さい。
本格フリッターの衣作り
【材 料】
薄力粉…100g、牛乳100ml、卵…1個、塩、一つまみ
- 薄力粉をふるいにかけます。
- 卵を黄身と白身に分けます。
- ボウルに卵白と塩を入れて、角が立つまでしっかりと泡立て、メレンゲを作ります。
- 別のボウルに薄力粉と卵黄、牛乳を入れて、少しずつ崩しながら滑らかになるまでしっかりと混ぜます。
- メレンゲをお玉でひとすくい入れ、ヘラでさっくりと混ぜます。
- しっかり混ざったら残りのメレンゲを全部加えさらに混ぜ、全体に滑らかに混ざったら完成。
衣に味は付いていないので、マヨネーズとケチャップを混ぜ合わせて添えます。
今回は傘が小さめのものを使いましたが、フリッターにするなら傘が大きく開いた大きなものを使えば良いと思います。大きなカラカサタケは採っても持ち帰るのが大変そうですが、現地で柄と傘を切り離して持ち帰れば大丈夫です。
コメント