マスタケはサーモンピンク色をしていて、木の高いところに重なるように生えていることが多いので、遠くからでも良く目に付くキノコです。
ただ、これは普段食べないのであまり採ることはありませんが。
食べた人は鶏肉だと思うはず|マスタケのフライ
マスタケを食べる場合の注意点。
- 柔らかくてきれいなサーモンピンク色をした幼菌のみを採ること。
- 生食すると中毒を起こすらしいので、火をしっかり通すこと。
- 近年では微量の毒成分が検出されているようなので、たくさんは食べないこと。
私は今まで食べたことがなかったので、今回試験的に食べてみることにしました。
採ってきたマスタケ。
「幼菌のみを採ること」と上記しましたが、今回は敢えてやや大きいものも採ってきました。柔らかいのでいけるんじゃないかと。大きいものは適当なサイズに切ります。
ざっと洗ってから下茹でします。しっかりと火が通るまで茹でます。
茹でるとサーモンピンク色が鮮やかなオレンジ色になります。
茹で上がったら冷水に取り、きれいに洗ってからキッチンパーパーで水分を拭き取ります。
後は普通のフライと同様に、小麦粉、溶き卵、パン粉の順です。
このボトルタイプの小麦粉(楽天で見る・アマゾンで見る・ヤフーで見る)フライを作る時にも便利ですよ。
こんな風に小麦粉をサラサラと振りかけ、溶き卵に通しまして・・・
パン粉を少し押しつけるようにしっかり付けます。
後はおなじみの天ぷら工房で160℃に熱した油で揚げるだけ。
パン粉がきつね色になるまで揚げましょう。
出来上がりー!
揚げ立てに中濃ソースを掛けてサクッと一口。
食感も味わいもほんとに鶏肉みたい。ちょっとパサパサした感じなのでむね肉やササミみたいな感じ。
これ食べた人はまずキノコだとは思わないはず。鶏肉だと思うんじゃないかな。
それか、トカゲの肉とか。トカゲの肉って食べたことないけど、たぶんこんな感じだと思う(笑)
これ、ちょっと惜しいのはやはりパサパサしているところ。
本物のささみだと、下記のような解決法があるようだけど、マスタケには通用しないよね・・・
マスタケをしっとりと美味しくする調理法を継続研究したいと思います。
あ、そうそう。マスタケは初めて食べるので、ちょっとビビリながら揚げたては3切れだけ食べて様子をみました。翌朝まで特別腹痛などにはならなかったので、翌日全部食べましたが、全く体に異変はありませんでした。
しっかり下茹でしてから調理すれば、この位の量は食べても全然問題ないことがわかりました。
コメント
マスタケ、初めて知りました。サクサク、ホクホクな感じで美味しそうですね。(これはお料理した方のの腕が良いからですヨ)私は、ささみのパサパサ感も、それはそれで好きですが、食材のしっとり化は、人類の永遠のテーマですね。(^_^)
いつも楽しい記事をありがとうございます。
テスラさん、こんばんは。
マスタケ、広葉樹のちょっと高い位置に重なるように生えているので、かなり目立ちます。結構な頻度で見かけますので、今度山に行ったら周囲をキョロキョロしてみて下さい(^_^)
鶏肉のような味わいで面白いキノコです。食材のしっとり化って人類の永遠のテーマだったんですね(笑)美味しかったんですが、もう一工夫したいところです。
こちらこそ、いつも読んでいただきありがとうございます。