コシアブラの仲間だけど見向きもされない|タカノツメ
コシアブラにそっくりな、すぅーっと真っ直ぐ伸びた細い木の先に出る芽。
このくらいの葉が開く前のものから、下の方の写真のように葉が開ききった直後のものまで食べられます。
ヒノキやサワラ、アカマツなどの下藪(藪と言うほど混まないですが)としてコシアブラと混生していることが多いです。
どこにでもありそうですが、地元では下伊那地区にはたくさんありますが、上伊那地区では全く見かけません。
木はコシアブラそっくり。芽が出ない状態では判別が困難です。
敢えて言えば、コシアブラよりやや茶色味がかっていて幹がクネクネ曲がる傾向にあるようですが。
コシアブラよりも脇芽がたくさんでる印象。脇芽は採らずに残しておきましょう。
コシアブラとの比較については、こちらの記事もご覧下さい。
芽が開いた状態。一本の葉柄から葉が3枚出ます。
このくらいに開いていても食べられます。
葉が開いて葉柄も伸び、普通の木の葉のようになったもの。ここまで伸びるとさすがに食べられません。
タカノツメは群生するので、採る気になればたくさん採れます。
ただ、それほど美味しい山菜ではないので、そこそこで止めときましょう。
タカノツメの山菜ランク
見つけ易さ | ★★★★★ |
判別し易さ | ★★★★★ |
美 味 し さ | ★★★★★ |
タカノツメに似ている植物
芽が出る前の木はコシアブラにそっくり。芽が出れば間違えるようなものはないです。
タカノツメの美味しい食べ方
調理法:天ぷら、油味噌、春巻き
その他おすすめの調理法:お浸しでも食べられますが、苦味が強いのであまりたくさんは食べられません。
コシアブラ、タラノメと同じウコギ科の植物ですが、苦味が強くヤマウコギとほぼ同じ味です。
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