秋を味わう贅沢な一皿|天然キノコとサンマのスパゲティー(1人分)
- スパゲティー…1.6mmのもの100g
- 生サンマ…1尾
- 天然きのこ…150g(ショウゲンジ、ウラベニホテイシメジ、キシメジ、クリフウセンタケ)
- 大根おろし…大さじ3
- ショウガ…15g
- ニンニク…1片
- 大葉…2枚
- 鷹の爪…2本
- オリーブオイル…大さじ2
- マヨネーズ…大さじ2
- 醤油…小さじ2
- 塩…少々
- コショウ…少々
サンマ以外の食材を用意。大根おろしを少し多めにつくっておきます。ショウガ15gはすりおろし、ニンニク1片はみじん切り、大葉2枚は千切りに。鷹の爪1本を細く小口切りに、もう1本は最後に飾るので種だけ取り除いておきます。
キノコはショウゲンジ、ウラベニホテイシメジ、クリフウセンタケ、キシメジを下茹でしたもの150gくらい。まぁ、残り物全員集合といったところですね。
サンマは頭と腹ワタを出して、刺身と同じように三枚におろします。
腹ワタを使ったソース。例によって危険な臭いがする(笑)
ソースは大根おろしを入れたものにしようか、それともサンマと白菜のカルパッチョの時のように内臓を使ったソースにしようかと考えていたのですが、思ったより内臓の状態が良さそうだったので内臓ベースでいきます。
サンマの腹ワタ。塩焼きにした時に、よく「腹ワタのこの苦味が最高なんだよなぁ」と言う人がいますよね。まぁ、私も嫌いじゃないけど。
でもよくよく考えると、あれってつまり胆嚢の苦味でしょ。どんな魚でも胆嚢を潰しちゃうと苦くなるもん。
これ、取り除いた方がうまいんじゃないの? 特に今回はスパゲティーのソースに使おうってわけなので苦味はいらない。
写真の黄色印の辺りについていた胆嚢。潰さないように取り除きました(赤丸印)
サンマの身はいつも通り三枚おろしにします。
サンマのおろし方はこちらへ。
腹ワタを包丁で細かくたたき、マヨネーズ大さじ2と醤油小さじ2を加えて混ぜておきます。
スパゲティーを茹で始めます。
フライパンを熱しオリーブオイル大さじ2を入れて、みじん切りにしたニンニクと鷹の爪を入れて炒めます。
シャキシャキした歯切れのキノコいろいろ。たっぷり使います。
下茹でしたキノコを加え少し炒めてから、腹ワタソースを加えてさらに炒めます。
塩コショウで味を調えます。
サンマとおろしショウガを加えて炒めます。
スパゲティーのゆで汁お玉一杯分を入れてかき混ぜながらフライパンを揺すりソースを乳化させます。
茹で上がった麺を投入し、全体をなじませながら炒めたらできあがり。
皿に盛っておろしショウガ大さじ3を載せ、醤油を少したらします。
大葉を周りに配して、てっぺんに鷹の爪を載せたら完成です!
胆嚢は取り除いて正解だったと思います。
ソースはコクのある濃厚な味になりました。身がしっかりして歯切れの良いキノコをラインナップしたのもうまくいきました。
脂の乗ったサンマと大根おろし&大葉の相性はもちろんよく、いろんな秋の味覚を一皿で楽しめて美味かったです!
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